ライオンズのルーキーが新人王を取ったシーズンに、
果たして、
何度優勝しているのか?
気になったので調べてみました。
結果は、5回(西鉄時代を含む)でした。
1)
一番最初が。
西鉄ライオンズ時代の1956年。
西鉄ライオンズ 96勝51敗
(2位南海ホークスとのゲーム差0.5)
新人王=稲尾和久投手 21勝6敗
のちに「神さま。仏さま。稲尾さま」と称された稲尾投手の伝説が始まったシーズンですね。
2)
次が。
1986年。
西武ライオンズ(1979年が最初のシーズン)となって7年目のシーズン
西武ライオンズ 68勝49敗
新人王=清原和博選手
打率.3044
ホームラン31本
打点78
ライオンズは1987年も優勝するのですが、この年の日本シリーズvs巨人第6戦最終回。
最後となるバッター篠塚選手が打席に入ったところで、異変が。
一塁を守る清原選手が男泣きします。
それを優しくなだめる辻発彦二塁手。
今でも。この光景は忘れられません。
3)
1988年
西武ライオンズ優勝 73勝51敗
(2位近鉄バッファローズとの差 勝率.0014)
このblog「雪で開幕戦中止」に書きましたが、開幕戦が降雪のため中止となり、伝説の死闘「ロッテvs近鉄ダブルヘッダー」の第二試合で優勝が決まったあの年ですね。
新人王=森山良二投手 10勝9敗
4)
1993年
西武ライオンズ優勝 74勝53敗
新人王=杉山賢人投手 7勝2敗
この年の首位打者 辻発彦選手 打率.319
(現,埼玉西武ライオンズ監督)
※2008年、埼玉西武ライオンズに名称変更。
5)
1998年
西武ライオンズ優勝 70勝61敗
MVP=松井稼頭央選手
(現,埼玉西武ライオンズヘッドコーチ)
新人王=小関竜也選手
打率.283
盗塁15
(現,埼玉西武ライオンズファーム野手総合兼打撃コーチ)
小関選手は投手として入団も芽が出ず打者に転向。
4年目にしてつかみ取った勲章です。
入団4年目の新人王は、パリーグ史上初めての快挙。
小ネタ)
昨年、引退した松坂大輔投手が新人王を獲得したのは、1999年。
16勝5敗の成績。
この年の優勝は福岡ダイエーホークス
ライオンズは75勝59敗1分の2位でした。
2017年の新人王・源田壮亮選手は、野手としては1998年の小関選手(現,コーチ)以来、19年ぶりの受賞。
ルーキーで56年ぶり4人目のフルイニング出場を果たし、打率.270/リーグ最多10三塁打/新人安打記録歴代3位155安打の記録を残しています。
平良海馬投手は、2020年に新人賞を獲得しています。
成績=1勝1セーブ33ホールド
写真は2021年、開幕以来連続32試合無失点の日本新記録を打ち立てた試合で祝福を受ける平良投手です。
2022シーズン。
この栄えある新人王の栄光を手にする選手は、誰なのか?
1998年に成しえなかった、新人王&リーグMVPを手に日本一を!
リーグ優勝23回、日本一13回を誇る、我らが埼玉西武ライオンズ!
2004年以来の優勝めざして! ガンバレ! 埼玉西武ライオンズ!