150×9

今日1月11日は、新人合同自主トレの第1クール最終日。
明日は練習がお休みですね。

 

さて、今年の新人選手が開幕レギュラーをつかみ取り、150日一軍登録されて、順調に9年間、活躍するとFA(free agent)権を取得できます。

 

1993年に採用されたこのFA制度。
98年に改訂されますが、必ずしも希望球団に所属できないドラフト会議の救済的措置の意味合いで採用された制度だったと記憶しています。

 

1回目のFA権(国内のみ)を取得=1軍登録150日以上/年×9年以上。
2回目のFA権(国内&海外の球団と交渉可=海外FA権)を取得=1回目のFA宣言をした4年後。

 

ということで。
1回目のFA宣言して残留
=向こう4年間は同じチームで頑張る!という気概の宣言。

1回目のFA宣言をしないで残留
=自分の成績が良かった年にFA宣言して、より条件のいいチームに移籍する可能性がある/移籍するつもりかもしれないと疑われる?

ということ?

 

2018年のシーズンオフ。
中村剛也選手が海外FA権を行使して残留。
浅村選手と炭谷選手が国内FA権を行使。浅村選手は楽天へ、炭谷選手は巨人へ移籍しました。

 

この2018年まで毎年のようにFA流出を繰り返し不安なシーズンオフを過ごしてきた埼玉西武ライオンズ(球団&ファン)ですが、2019年の秋山翔吾選手(海外FA→シンシナティ・レッズ在籍)以降、FA宣言して残留する選手が続いております。

 

FA宣言残留した選手
中村剛也選手、栗山巧選手、十亀剣選手、増田達至選手、金子侑司選手、熊代聖人選手、岡田雅利選手

 

秋山選手が抜けた穴「一番センター」を誰が埋めるのか。
この宿題は、今シーズンまで持ち越されたままですが、
秋山選手の大リーズ移籍に関しては、応援していたライオンズファンも多かったのではないでしょうか。
※秋山選手の前は、中島選手(現,巨人/2012年海外FA権行使)が抜けたショートの穴を誰が埋めるのか、が数年来の課題となっていましたが、源田壮亮選手が入団(2017年)して、すぐに解決してくれました! さて、今年は?

 

秋山選手にはいつか、またライオンズに戻ってきて欲しいと願っています!
選手として、そして、指導者として。

国内にいれば「球辞苑」への出演機会も増え、喜ぶファンも多いと思います(^^)

 

NHK「球辞苑〜プロ野球が100倍楽しくなるキーワードたち〜」
「ポジショニング(シフト含む)」
初回放送日: 2021年12月11日
https://www.nhk.jp/p/kyujien/ts/6XY3MG7P73/episode/te/JWXWW5WW3Y/

 

ガンバレ! 2022年新人選手!
ガンバレ! 埼玉西武ライオンズ!
ガンバレ! 秋山翔吾選手!

 

FA権を行使して宣言(日本シリーズ終了後7日以内に届け出)し、今まで所属していた球団以外の球団と交渉(届け出後、翌年1月31日まで可)して、移籍先がみつからなかった場合は、どうなるのか?
→自由契約選手扱いになるようです。

 

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