現役最後の試合で、
初ヒット!
中田祥多
埼玉西武ライオンズ ファームバッテリーコーチ
背番号96
岡田雅利捕手と同じ学年の中田コーチ。
高校2年生の頃、
強肩捕手として、
岡田選手と共に高い評価を受けていたが、
3年の時に右肩を故障。
甲子園への出場経験はないものの、
2007年に行われた高校生ドラフト会議で
埼玉西武ライオンズが6巡目で指名。
2008年入団。
一方、高校3年の時、選抜甲子園大会ベスト8の岡田選手は、大阪ガスへ。
2010年 トミージョン手術を受け、戦力外に。
2011年 球団史上初の育成選手へ。
2012年 再び、支配下選手に。
2019年
4月
右目に網膜症を患い、
右目の視界だけが黄色くもやって、
グラウンドから離れる。
回復後の練習では、
ボールを捕球することに、
恐怖すら感じる
視点のズレを克服。
8月、岡田選手が、靭帯を損傷→手術のため、登録抹消に。
その岡田選手に代わって、4年ぶりに一軍昇格。
8月8日
県営大宮球場
vs 楽天 14回戦 6回裏
狙いすました右打ち!
きれいなライト前ヒットでしたね!
現地で応援していました(^^)
「え! 初ヒットなの!?」
という雰囲気が球場を包み、
そうだと、わかった瞬間、
拍手の強さと、大きさが
ひときわ増したことを覚えています(^^)
おめでとうございます!!
プロ入り12年目での初安打は
野手入団選手としては最遅記録。
この年の一軍出場は、
前日の7日と8日の2試合のみ。
シーズンオフに2回目の戦力外通告を受け、
現役を引退します。
つまり、最後の試合で、初ヒットを打ったことに!
この年のファン感(ファン感謝祭)で
引退の挨拶をした中田コーチは
「12年の通算安打数は今年の1本。
2000本安打をめざしてやってきたのですが、
このままのペースだと2万4000年かかるということなので、
引退することを決意しました~」
と、ユーモアたっぷりに、スピーチ。
たとえ、
苦難の野球人生だったとしても、
ユーモアを忘れない、
こうした人柄が、
チームメイトを支え、
自身の12年間のプロ野球人生を支えてきたのですね、きっと。
生涯1安打
(通算成績=20打数1安打)
2020年シーズンから、ブルペン捕手。
2022年シーズンから、ファームバッテリーコーチ。
ライオンズのキャッチャー陣は、個性豊か!
キャラクターが立っていますよね!
投手陣は、もっと、がんばらなくては!(^^)
ガンバレ! 中田祥多コーチ!
ガンバレ! 埼玉西武ライオンズ!
ガンバレ! 投手陣!
埼玉西武ライオンズ
公式YouTubeより。
[【祝!初安打】中田祥多選手インタビュー]
公式facebookより。
[引退あいさつ 中田祥多 選手]
https://fb.watch/aNMwszHIDA/