通算60イニング目
佐藤隼輔投手も初先発初勝利! -ルーキー左腕2連勝!
3月29日(火)
北海道日本ハムファイターズにとって
本拠地開幕カードとなる
第一戦
当初、
この試合に
先発予定だった今井達也投手が
OP戦終盤に
右内転筋の張りを訴え、
登板を回避。
OP戦最後の試合で
代役として先発し好投を見せた
佐藤隼輔投手が
ローテ入りを掴み取り
このカード頭の先発を託されました。
vs 北海道日本ハムファイターズ 1回戦
4:0
勝ち投手:佐藤隼輔 1勝
初回、先頭打者を迎え
捕手・森友哉選手のサイトを見入るその視線は、
強い意志と緊張が
混ざり合った複雑な胸中を
表していたのかもしれません。
初球のストレートを
先頭打者・近藤健介選手に
センター前に弾き返された余波なのか
その後、微妙なコントールが定まらず
四球(この試合5イニング投げて、四球はこのひとつのみ)で、
1アウト1,2塁に。
ここで、4番・ムニエス選手を迎えます。
このピンチを
スライダーとストレートのコンビネーションで
見逃しの三振に仕留めると
続く、5番・石井一成選手を二ゴロで打ち取り、
切り抜けます。
同期の
サウスポー隅田知一郎投手が
初先発となった開幕第二戦3/26の
先頭打者は、ピッチャーライナー。
初顔合わせで
情報が少ないピッチャーに対しては
バッターの基本でもある
センター返しを狙ってくるのかもしれませんね。
隅田投手とは
入り方が少し異なり
いきなり
緊張を強いられる場面になってしまいましたが、
このピンチを脱した直後の
2回オモテ
先頭打者の4番・山川穂高選手が
フルカウントからの7球目のストレートを
見事、センターバックスクリーン横に
3試合連続となるソロホームラン!
1:0
続く
森友哉選手が、
畳みかけるように
ライトへ2ベースヒット!
6番・外崎修汰選手の一ゴロで
3塁へ。
ひとつのアウトを活かした攻めが目立つ
2022シーズンのライオンズ。
1アウト3塁となって
バッターは7番・栗山巧選手。
隅田投手が初勝利を飾った3/26の試合でも
中押しとなる追加点を
犠牲フライでもぎとった
栗山巧選手
その初球
あっさりとレフトへ犠牲フライをあげ
2点を取ります!
技ありの一打!
相手チームに、精神的なダメージを与える一打だったのではないでしょうか。
2:0
佐藤隼輔投手
5回
82球
被安打4
奪三振2
与四死球1
リリーフ陣は
6回 水上由伸投手
7回 平良海馬投手(ケガからの復帰登板)
8-9回 平井克典投手
と繋ぎ、
この試合も完封リレー!
攻めては
5回
7番・栗山巧選手 ショート内野安打
8番・愛斗選手 送りバント
で
2アウト2塁から
1番・鈴木将平選手 レフトへタイムリーヒット!
3:0
7回にも
栗山選手フォアボールのあと、愛斗選手が2度目の送りバントを決めます。
残念ながら7回の攻撃では
追加点を取ることができませんでしたが、
この繰り返しが
チームに勝つ意識を植え付け、
愛斗選手の打棒を復活させる
きっかけになるのではないでしょうか。
シーズン初めの見事な采配だと思います。
8回
2アウト・ランナーなし。
1ストライクからの2球目
ゆるくストライクゾーンに入ってきたスライダー?を
山川穂高選手がこの試合2本目となる
4号ホームランを左中間スタンドへ!
山川穂高選手
マルチホームラン!!
ダメ押しとなる
4点目をとります!
このあとの
8-9回
相手打線を封じ込めた
平井克典投手の投球も圧巻!
2イニングで
奪三振3!
OP戦時からの好調をキープしています!
[L活的今日のMVP]は…
初先発初勝利のルーキー佐藤隼輔投手と
陰のヒーロー・栗山巧選手にさせていただきます!
最下位から
日本一へ!
ガンバレ! 佐藤隼輔投手!
ガンバレ! 平井克典投手!
ガンバレ! 山川穂高選手!
ガンバレ! 栗山巧選手!
ガンバレ! 埼玉西武ライオンズ!
埼玉西武ライオンズ公式サイト より。
2022/03/29(火)第1回戦
北海道日本ハム vs 埼玉西武
https://www.seibulions.jp/gamelive/result/2022032901/
パーソル パ・リーグTV より。
試合ダイジェスト
【小ネタ】
同一球団の新人投手2人(隅田知一郎投手,佐藤隼輔投手)が、
開幕4試合目までに
「初登板・初先発・初勝利」を飾ったのは
1960年以来、じつに62年ぶり3度目の快挙となります!
※アイキャッチ画像は、埼玉西武ライオンズ公式サイトより転載。